キャンピングカーは、色々な電化製品
が使えたりします。
でも、それってどうして使えるの?
それについて書いてみようと思います。
今までにDCとかAC電源という言葉を
聞いたことはありませんか?
このDCとかACというのは電流のこと
をいいます。
詳しく書くと長くなってしまうので、
今回は省略しますが、バッテリーや乾電池
などから流れる電流がDC (直流電源)、
家庭用のコンセントから流れる電流が
AC (交流電源)と覚えておくといいかも
知れません
で、キャンピングカーにはコンセントが
何ヶ所かについています。
キャンピングカーの中をご覧になった人
や、使ったことがある人はご存じかも
しれませんがこのコンセント、いつでも
使えるコンセントと、そうでないものの
2種類あるんです。
いつでも使えるコンセントというのは、
テレビやDVDプレイヤーのプラグが
つながっているコンセント。
そして、それ以外のコンセントが、
ある条件を満たしたときだけ使える
コンセントです。
?
どういうこと?
テレビやDVDプレイヤーのプラグが
刺さっているコンセントは
『インバーター』
という機械で、DCの電気をACの電気に
変換して、テレビやDVDが見れるよう
になっています。
↑コレ (レオバンクス) とか
↑コレ (ジルFIX)
そして、それ以外のコンセント。
↑コレ (上から、レガード、セレンゲティ、ジルFIX)
これは、走行中などに電化製品
を刺しても何も起こりません。
・
・
・
・・・シ-ン
・
・
・
電化製品をコンセントのような場所に
ただ刺しているだけです。
じゃあ、そのコンセントは何のために
あるのか?
これは、外部電源ケーブルを接続して
使うことができるコンセントで、
単純にいうと延長コード(タップ)ですね
オートキャンプ場や、RVパークなどの、
電源を供給してもらえる場所に
キャンピングカーを停めたときに、
外部電源ケーブルを接続して
そこから電気を分けてもらうわけです
そうして、エアコンや電子レンジ、
ドライヤーやアイロンなどがつかえる
ようになるんです。
ただ、注意点がひとつ
ご家庭で、色々な電化製品を同時に
使っていて、ブレーカーが落ちたこと
はありませんか?
キャンピングカーも同じで、
一度にたくさんの電気を使うと、
ヒューズが切れるか、
ブレーカーが落ちます。
もし電気を使っていて、
一部の電化製品が動かなくなったときは
『ヒューズが切れた?』
という可能性や、
急に何もできなくなったときは
『ブレーカーが落ちたかも?』
と覚えておくといいかもしれません。
また、キャンピングカーのヒューズや
ブレーカーが原因じゃない場合は、
電源を供給している管理者の人に
確認してください
場所によっては、供給してもらえる
電気の容量が少ないところもあり、
そちらのブレーカーが落ちる
なんてこともあるようです。
この場合は、ほかの利用者の方に迷惑が
かかってしまうことになりますので、
電気の使い過ぎには十分ご注意ください。
そんなわけで、走行中にスマホなどを
充電したいときは、インバーターと
つながっているコンセントか、
シガー(サービス)ソケットを、多くの
電気をつかう電化製品を使いたいなら、
目的地についてから外部電源ケーブル
をつないでくださいね
というお話でした。
中には、走行中にスマホなどを充電
するときに、テレビやDVDプレイヤー
のプラグを抜かないといけない
キャンピングカーもありますが、
それはご愛敬ということで
2020.06.21